「唾液検査」SiLL-Haとは?
唾液検査装置 SiLL-Haで測定できる6項目
歯の健康に関する項目
- ①むし歯菌
- むし歯菌がどれだけ活性化しているかを測っています。むし歯菌の数値が高いと、口腔内がむし歯になりやすい環境になっていることがわかります。
- ②酸性度
- 唾液の酸性度が高い状態が続くと、歯が溶け始め、その状態が長く続くとむし歯になってしまいます。
- ③緩衝能(かんしょうのう)
- 食後に酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力を緩衝能と言います。緩衝能が弱いとむし歯になりやすいことが知られています。
歯ぐきの健康に関する項目
- ④白血球
- 歯ぐきが炎症しているときに、唾液中の白血球の数値が高くなることが知られています。
- ⑤タンパク質
- 歯ぐきから出血しているときに、タンパク質の数値が高くなります。また、お口の中に食物が残っているとき、ドライマウス傾向にあると数値が高くなります。
口腔清潔度に関する項目
- ⑥アンモニア
- お口の中の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアの数値が高くなり、口臭などの原因になることが知られています。
5分でできる唾液検査
測定結果をレーダーチャートに反映し、ビジュアル化することで、自覚しづらい口腔内の状態を、客観的なデータを通じて把握することができます。
採取した唾液を専用装置と検査キットを用いて、口腔内トラブルに関係が深い6つの項目(むし歯菌・酸性度・緩衝能・白血球・タンパク質・アンモニア)を5分で同時測定します。
唾液検査の流れ
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step1軽く洗口する
洗口用水で10秒間、口をすすぎコップに吐出します。
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step2試験紙に滴下
すすいだ液(洗口吐出液)を試験紙にスポイトで滴下します。
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step3自動で測定
開始ボタンを押した後、試験紙をセットし測定します。